ベンチプレスのラックアップ位置は?ぐらつく時の寝る位置・踵・一拍 | 筋トレ倶楽部Hoppy

ベンチプレスのラックアップ位置は?ぐらつく時の寝る位置・踵・一拍

ベンチプレスのラックアップでぐらつくときは?寝る位置・踵・動き出す前の一拍

ラックからバーを外した瞬間、手元がふらついて肩がすくむ。そのまま下ろし始めて、1回目から余裕がない。ベンチプレスで多い困りごとですが、原因は挙上そのものより「外す前」と「外した直後」にあることがほとんどです。バーを外した瞬間に体が静かに定まると、セットの入り方は変わりやすくなります。

ラックアップでぐらつくときは、ラックが遠ければ寝る位置を頭側にずらし、ラックアップ前に踵まで床を踏み込んで足・臀部・背面をつなげ、バーを外したら一旦止まってバランスと肘の伸びを確かめてから下ろし始めます。腕の力だけでバーを支える状態を作らないようにすると、ぐらつきを抑えやすくなります。

ラックアップでぐらつくのはなぜ?

一番多いのは、バーを外した直後に腕の力だけで全部を支えてしまっていることです。足と背面の支えがバーに届いていないと、重さの逃げ場が腕しかなくなり、手元が定まりにくくなります。もうひとつは、ラックとの距離が合っておらず、外す動作そのものが大きくなっているケースです。

この2つは別々の原因に見えて、どちらも「バーを外す前の準備」で対処しやすくなります。順番に見ていきます。

  • ラックが遠い → 外す・戻すの動作が大きくなり、肩が前に出やすい
  • 踵が浮いている → 足・臀部・背面がつながらず、臀部が浮きやすい
  • 外してすぐ下ろす → バランスが取れる前に動き出し、腕だけで頑張る形になりやすい

ラックが遠いと感じたら、寝る位置はどう直す?

ラックが遠くてバーを戻すのが大変だと感じるなら、寝る位置をもう少し頭側にずらします。このとき背中はもう少し台に乗せてよく、「頭がラックに近すぎるのでは」と心配するより、戻しやすさを優先して構いません。

現場でも、ラックアップの前にベンチに寝る位置を確認し直す場面はよくあります。目安は次の通りです。

  1. ベンチに寝て、腕を伸ばした位置でバーを握る
  2. 肘を伸ばしたまま、バーをフックから外す動作を軽く再現してみる
  3. 腕を後ろに引き戻すような動きが大きければ、寝る位置を頭側に数cm動かす
  4. 背中を台に乗せ直し、同じ動作をもう一度確認する

戻すときの動作が小さくなる位置が、その人の寝る位置です。毎セット、寝るたびに同じ確認をしておくと、セットごとにぐらつきの度合いが変わりにくくなります。

つま先立ちでアーチを組む場合、踵はどうする?

つま先立ちでアーチを組むフォームでも、ラックアップの前には一度、踵まで床を踏み込みます。足・臀部・背面をつなげてからバーを外す、という順番です。

つま先立ちのままバーを外すと、脚の踏み感が途切れて臀部が浮きやすく、その分だけ腕が頑張る形になります。札幌の冬、凍った路面でつま先だけで立つと不安定なのと同じで、踵まで踏んでいるかどうかで支えの安定感は変わりやすいものです。

手順は次の通りです。

  1. 足の位置を決めたら、踵まで床に踏み込む
  2. 脚から臀部、背面までが一本につながった感覚を確かめる
  3. その踏み感を保ったままバーを外す
  4. 外してバランスが定まってから、必要ならつま先立ちのアーチに移る

「踵を踏んだらアーチが崩れる」と感じる人もいますが、ラックアップの一瞬だけ踵を使い、臀部の浮きを抑えるのが狙いです。アーチを組むかどうかとは切り分けて考えると迷いにくくなります。

バーを外したあと、すぐ下ろしていい?

すぐには下ろしません。バーを外したら一旦止まり、バランスが取れて腕の力が抜けてから動き出します。この一拍を経由しないと、セット全体を腕の力で頑張ってしまう形になりやすいです。

「腕の力を抜いたら落ちるのでは」と感じるかもしれませんが、肘をしっかり伸ばせていれば、骨で支える感覚が得やすく、腕の力を抜いても保持しやすくなります。骨で支えている状態を作ってから動き出す、と考えてください。

 
確認すること 目安
バランス 手元が左右に揺れず、バーが胸の上で止まっている
腕の力 握りしめず、肘が伸びた状態で支えられている
肘 しっかり伸びている(曲がったまま止まらない)
 

秒数を数えるより、この3つが揃ったかどうかで判断します。揃う前に下ろし始めると、1回目からふらつきが出やすくなります。

3つをどの順番で確認する?

ラックアップは「寝る位置 → 踵 → 一拍」の順で整えます。毎セット同じ順番で通すと、どこでぐらつきが出ているかも切り分けやすくなります。

  1. 寝る位置: ラックが遠く戻しづらければ、頭側へ。背中はもう少し台に乗せてよい
  2. 踵: つま先立ちアーチでも、ラックアップ前に踵まで踏み込み、足・臀部・背面をつなげる
  3. 一拍: 外したら一旦止まる。バランスが取れ、腕の力が抜け、肘が伸びているのを確かめてから下ろす

どれか1つだけ直しても、残りが崩れていればぐらつきは残りやすいです。3つをセットで扱ってください。

よくある質問

ラックアップ後に止まる時間はどれくらい?

秒数で決めるより、状態で判断します。バランスが取れて、腕の力が抜けて、肘が伸びている。この3つが揃ったら動き出してよい合図です。慣れないうちは長めに感じるかもしれませんが、揃う前に下ろすよりセットの入り方が安定しやすくなります。

寝る位置はどこを基準に決める?

ラックとの距離が基準です。バーを戻す動作が大きくて大変だと感じるなら、寝る位置を頭側にずらします。背中はもう少し台に乗せてよく、戻しやすさを優先して位置を決めてください。

つま先立ちでアーチを組むのに、踵を踏むのは矛盾しない?

矛盾しません。踵を踏むのはラックアップの前だけで、足・臀部・背面をつなげてバーを外すための準備です。バーを外してバランスが定まってから、必要に応じてつま先立ちのアーチに移ります。臀部の浮きを抑えるための一手順、と考えるとわかりやすいです。

ラックアップの一拍は、セット全体を整える余白のようなものです。ここが定まると、挙上の1回目に気持ちを向けやすくなります。自分の寝る位置や踵の踏み方が合っているか判断しづらいときは、体験で一度、ラックアップの場面を見てもらうのが早道です。

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住所 札幌市中央区南8条西13丁目1-1
最寄り駅 西線6条駅(徒歩5分)
駐車場 あり(建物向い)
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